自分の母でないが母親として自分を愛してくれた人を母とよべますか?
今回ご紹介する本はこちらです。
八日目の蝉
この本は一章、二章と分かれており
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一章は子供を誘拐して母親になろうとした希和子の視点から
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二章はその子供、薫の視点
逃げて逃げて逃げ延びたとき
偽りの親子が本当の親子となれるのだろうか?
偽りでも母となろうとする希和子の心境
母と信じた人が他人だと気づき 自分は誘拐されたと分かったときの薫の心境とは!!
偽りの親子でも愛情は偽りではないこの関係
犯罪をおこしてまで母となろうとしたのか?
なぜ?なぜ?と出てくる疑問を読み解きながら読めるこの本は最後まで楽しめる一冊です。
良ければ読んで欲しいです。